日本の近代美術史において不滅の足跡を残した偉大な洋画家、熊谷守一氏の作品です。 熊谷氏は、富裕層の出身であるにもかかわらず、極度の芸術家気質ゆえに貧しい生活を送り「画壇の仙人」と呼ばれました。 晩年の熊谷はほとんど自宅から出ることなく、明るい内は専ら自宅の庭で過ごしました。その中で目にした動植物の姿を描いた作品の数々は、いずれも自由な魅力にあふれ、今も多くの人に愛されています。 97歳で没するまで生涯現役。よく生き、よく描き、生きとし生けるものを愛したその自由気ままな生き方を大俳優の山崎努さん、樹木希林さんという２人が演じた「モリのいる場所」(2018年)は30年間、家から出ることなく庭の昆虫や草木などを描き続けた逸話を持つ、熊谷守一の晩年をモデルにした映画でした。 是非、明るく彩色された平板な色面を組み合わせた素朴かつ格調高い画境に到達した作品をいかがでしょうか。 シリアル 62/290 サイズ 本体 約29.5×41cm / 額縁 約53×64.5cm 付属品 箱 状態 良品です。 経年による汚れ、キズ、スレ等が御座います事はご了承下さいませ。 ※額に傷がございます。お写真でご判断下さい。 品としてのご理解ある方のみご購入をお願い致します。 新品、完璧なお品をお求めになられる方はご購入をお控え下さいませ。 ♯熊谷守一 ♯版画 ♯シルクスクリーン ♯作家 ♯限定品